まだ間に合う!ふるさと納税2017最新おすすめ家電

ほとんどの方が始めているふるさと納税。返礼品の豪華さや、その土地でしか味わえない一品を手に入れることができるうえ、節税まで叶えられるという嬉しい制度は大人気となっていますね。

その中でも話題を集めていたのが“家電”の返礼品です。誰もがお得に購入できるなら欲しいと感じている豪華な家電たちが一斉に集まり始めたふるさと納税。しかしそれが原因で、今ふるさと納税に変化があらわれているのです。

家電がお礼品から消える?!

2016年、総務省は高額な家電品をお礼品にすることを×と決断しました。この時点ではあくまで自治体への通知のみで、強制的なものではありませんでしたが、自治体は判断を迫られることになったのです。

家電がNGとされた理由

実は、家電以外にも金券をお礼品として用意する自治体があらわれたこともあり、そういった自治体への寄附が急激に増えたことが背景にありました。

現金に換金できる金券や、家電などの高額返礼品については、誰もが手にできるというわけではありません。これは寄附額の限度が人によって異なるからです。

そもそもふるさと納税がお得とされているのは、寄附したお金が納税額から控除されることで、負担額が2000円に抑えられることにあります。しかし、この2000円という負担額で抑えるようにするためには、個人の所得から割り出した控除限度額を把握しておかなければなりません。

控除限度額は高所得の方程高くなり、低所得の方は中々高額なお礼品を選択することが出来なくなっているのです。これではあまりにも不公平ではないかと訴える方も多く、これを理由に総務省がメスを入れることになったのです。

2017年現在の返礼品の状況は?

家電、特にPCや金券については返礼品から削除する自治体も増えてきていますが、現時点ではまだ返礼品に家電を選ぶことは可能となっています。パソコンやテレビなどの高額な返礼品にばかり注目が集まっていましたが、他にもたくさんのおすすめ返礼品があります。

ふるなび

炊飯器

炊飯器の進化は素晴らしく、土なべで炊いたような風味が味わえるものや、2合用などの小型のものも夫婦二人暮らしにはピッタリと高齢夫婦からも人気を集めています。

茨城県の日立市はHITACHI発祥の地であることから、優秀な家電製品を返礼品として紹介しています。炊飯器もその中のひとつで、期間限定でスタイリッシュなデザインのものが人気を集めています。

掃除機

一戸建てなら二階にもう一台は欲しい掃除機も人気です。軽量のコードレスクリーナーが特におすすめ。

佐賀のみやき町ではダイソンなどの高額品も紹介されていますが、寄附金額が低額で機能が優れたものもたくさんあります。

楽天市場

ホームベーカリー

楽天市場 ふるさと納税で人気なのはホームベーカリーです。主婦の憧れの家電でもありますが、中々手が出せない金額であることもあり、返礼品に選ぶことでお得に入手できると話題を集めています。

寄附金額は50000円ほどなので、控除の限度額さえクリアすればかなりお得となっています。

まだ間に合う!ふるさと納税2017最新おすすめ家電

返礼品選びのポイント

返礼品を目当てにふるさと納税を行う場合、ポイントにして頂きたい点が1つあります。それは、還元率です。

還元率相場は50%

寄附した金額の半額程度の価値がある返礼品が相場となっていますが、100%を超えるものも数多く存在しています。

ただ、還元率が高いものはおもに食料品が多くなっています。通常では手に入れることが出来ない切り落とし肉など、高級和牛の値段とは思えないほどの額で紹介されています。

もちろん、控除限度額次第では家電製品もお得に入手できますが、還元率に重きをおいて考えると、お得さがアップすることは視野にいれておきましょう。

ふるさと納税控除額の基準について

ふるさと納税により控除される納税額については、確実に把握することが必要となります。ただ、税理士などへの相談がおすすめされているため、ある程度の範囲で把握し、低めの寄付額で抑えることでそういった手間を省くことも可能です。

所得・住民税からの控除限度範囲を知ろう

・所得税…総所得の4割以下
・住民税…基本分については総所得の3割以下、特例分については総所得の2割以下

ここで注意したいのが特例分の住民税です。住民税基本分・所得税分をクリアしていても特例分を見逃してしまうと、負担額が2000円でおさまらなくなってしまうのです。

世帯による目安寄附金額

夫妻のみの世帯の場合、年収が500万円なら50000円以内の寄附金額に留める必要があります。もちろんお子様がいらっしゃる場合、この額はさらに低くなります。

総務省ふるさと納税サイト、さとふるなどの各サイトで限度額のシミュレーションを行うことができますので、あくまでも目安とはなりますが確認してみて下さいね。

家電ゲットは今年が最後などと言われていますが、基本的にPCやテレビ以外であればまだ入手は可能となっています。わずかではありますが、まだPCなどを紹介している自治体もあります。ただ、来年再来年まで入手できるとは限らないのが現状でしょう。

欲しいものを選ぶのも良いですが、還元率にも注目し、納得のいく寄附を行ってみて下さいね。